前回の

続きですぁんあっ
あ、ところで、私のブログを見ている方は
コメントしてくれませんかね・・・
一回だけでいいからねぇ・・・

「は・・・ぁ・・・っ」やっと痛みが伝わってきた
でも泣き叫ぶほど痛くは無かった
「ねーなんで?」え?
「なんでにげないのー?」何?この子供みたいな口調・・・
瑠璃はカクカクと首を傾げている
目の焦点があちらこちらに行く 口は開けっ放し・・・
「なんれぇええ?」何か・・・怖い・・・
怖い・・・?というか・・・何か、悲しくて恥ずかしい
正直言って、いつも大人しく清楚な瑠璃が、幼稚な口調になり、
こんな醜態を晒すなんて、恥ずかしくて 悲しくて見てられない
「なんでよおおおぉおおお!!」いきなり瑠璃は俺に襲い掛かってきた
「うあっ・・・」逃げようとしたとき、
俺の頭の中にもの凄い電流が流れてきたような気がした
そうだ・・・今瑠璃を助けれるのは、俺しかいないんだ・・・
もう怖いなんて感じている暇は無い。
気がついたら、俺は瑠璃の腕を押さえ 動きを止めていた
「瑠璃・・・すまないが、少しだけ辛抱してくれっ・・・」
俺は瑠璃の頭部を花瓶で殴った
瑠璃はその場にどっと音を立てて倒れこむ
これで記憶が消えるといいんだが・・・

「ん?」何だろう・・・頭が痛い・・・
ここは・・・自分の部屋?いや、違う・・・
「あ、気ついた?」目の前には、青い髪の男がいる
・・・男!?
「ぎゃああああああ!!」男・・・!?いやだ・・・襲われる!!
「ちょ、ちょっと・・・」男は私の腕を掴もうとしてきた
「いやああああああこないでええええ!!」叫んだその時
「どうした?」また男が出てきた
「あ、青海!」青海・・・?あ・・・海空のお父さんだ!
「助けて!!腕を掴まれそうになったの!」
「なっ・・・清海、ちょっと来い!」青海さんは男を連れて行った
ああ・・・恐かった・・・

「青海〜あんまり強く腕引っ張らないでよー痛いよー」
俺と青海は地価の音楽部屋に来ていた
「あのさぁ、清海・・・」青海の声、暗い・・・
「ん?」「あの子に近づかないで欲しい」
え!?「ななななな何で!?」
青海は顔を俯かせると唇を噛みながらこう言った
「あの子は・・・男性恐怖性なんだよ・・・」
え・・・ だからさっきあんなに泣いてたのか・・・
「そ、そうだったの?」
「ああ、そうだよ。この国の法律・・・」
「ああ、女性には如何なる時も優しくしなければいけないってやつ?」
「そう、それはあの子の・・・瑠璃のために作られた法律でもある」
あの子の名前は瑠璃と言うのか・・・
「そうか・・・そんなに男が恐いのか・・・」
「あの子、光一と海空達以外は無理なんだよ」
ほとんどの男が恐いのか・・・
「どうやったら・・・その恐怖を消し去ることができる?」
青海は真顔で言う「それには、御前の力が必要だ」
俺の力???
「俺の力って?俺が使えるのは水中で呼吸と催眠術くらいしか・・・」
「そう、その催眠術だよ」?????
「・・・わかんないかなぁ・・・御前の催眠術で瑠璃のいやな記憶を
全て消せばいい話じゃないか」
ああ!!なるほど!!その手があったか!
「とりあえず、瑠璃は御前のことを恐がってるから・・・」
「え、ちょちょちょ、青海はOKなの?」「うん」
「おお、それなら俺も青海みたいに髪を伸ばせばいいんだな!」
「ああ、なるほど!俺に似せるって作戦か」
まぁ双子だし、可能だろ

今回はここまで!