はたまた

前回の続きですぁんあっ
前回はあまり時間なくてあそこで終わってしまいますた(^q^)オウファッ

その花からは微かに甘い香りがした
ビビの匂い・・・?
「光一、これ・・・」瑠璃が手に何か持っている
「ん?」カードだった
そのカードには幼いころのビビとジョーと俺が写っていた
「あ・・・!!」全部思い出した
この花はビビの住んでいた町に大量に咲いていた花だ
しおりや紅茶にして飲むのが一般的だった
「この花、けっこう有名な花だよね・・・」
「え!?瑠璃知ってるの!?」「うん・・・」
あれ、瑠璃の声、少し震えてないか?
「・・・どこで知ったの?」「や・・・結構ゆ・・めいだったから」
瑠璃の目が涙ぐんできた
「そ、そうなん・・・だ・・・」「・・・」
ついに瑠璃の目から涙が零れ落ちてきた
「あ・・・あぁ、そうそうそう!これ有名なんだよね!」
一体どうしたって言うんだ・・・
ビビは怖くなるし 瑠璃は泣き出すし・・・
嫌なことでもあったのか・・・?
袋の中にはまだたっぷり花が入っていた
「これで紅茶作ってみるよ」俺は急いでキッチンへ向かった
まぁ、早歩きだけど。
俺が早歩きなのには、理由がある
なぜ走らないかって言うと、俺は生まれつき心臓が弱いんだ。
人の一生の心臓の鼓動数は15億〜20億回
俺はその半分で、7・5億〜10億回しか鼓動が打てない
しかも俺は心臓病とは知らずに、激しい運動をしていたり、
両親の虐待でいつも緊迫した雰囲気にあったため、
またその半分になってしまった。
人の寿命はせいぜい80歳
それの半分の半分・・・20代までしか生きられないってことだ。
だから青海さんにも運動はしないように言われている。
走るのも駄目だ。
だからこうやって早歩きをしている。

紅茶にするために、まずは花を乾燥させて磨り潰す。
その花を茶葉にする。
ジャスミンに似た香りがする
味はまろやかだったが・・・何杯も飲むと吐き気がする

今回はここまで!!