vsマルク




































微笑む太陽の 照る小道を
春風とともに 旅人は やって来た
すれ違い 囁いた
言葉の影
流れる雲を 切り裂き 差し込む
月の 眼差しに 手をかざしては思う
花香る 茨道 迷うばかり
星を繋ぎ 泉に並べる 一つ また 一つずつ
歯車よ回れ

永久の時を刻む 針に
無垢にはしゃぐ心を 溶かしたなら
淡く薄く彩られるだろう
無邪気な旋律は響く

深い闇の 底から 溢れる
砕け散った 星の 欠片の叫び声
望む咎は 蔦を伸ばす
研ぎ澄ます刺は 美しい
息を潜め 見守る星たち
次は君だ その次は お前だ
そうだよ!
僕が全て 僕一人が
この世界で一人の王だ
数え切れない 命 光 希望
全て 塗りつぶしたら
全部僕のもの!

救済を望むならば 此処へ
言うなればそれは 破滅のことでしょ
そう 世の全て 行き着く場所だもの

今絶対の支配へ 羽ばたく
授けられた翼は 眩い虹色
どうして惑う? 何故奪わない?
惨い手だって使えば良い
どれも同じ 下らん営み
終わらせる 僕が 全てもらおう
所詮は
薄汚れた その魂
いつになろうと気がつくまい

いつの世にも きらびやかなもの?
愛 名誉 誇り 誓い
どれも戯言だ
銀河ごと思うまま従える
誠実なる星 上手く騙すのさ
ほら どんな邪魔もひとひねり 僕の夢